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2013/04/19

心と身体が満ち足りる食事の秘密―Eyam(エヤム)

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私が、「レストラン Eyam(エヤム)」の「本日のランチ」を初めて食べたのは、今年2月のことでした。去年秋に浦河へ来た当初から、エヤムでスタッフとして働いていた方に、本当に美味しいからぜひ食べて、と熱心に勧められていたのですが、数が限られていることもあって、なかなかその機会に恵まれなかったのです。

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2013/03/09

魚屋さんと町の人を新しい形でつなぐ―磯場屋学校

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「磯場屋学校」のことを知ったのは、10月に浦河に来てまもなくのこと。地元で穫れた魚の捌き方を磯場屋(魚屋)さんから学び、美味しく食べる、というその学校のコンセプトは、魚の美味しいと言われる町にやってきた移住者が、まさに求めていたもの。私もチラシを見て、思わず「これ行きたい!」と叫びました。




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2013/02/25

愛する浦河がずっと賑やかであるように―まさご

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「ラーメン・餃子 まさご」の大久保さんにお会いしたのは、私が10月に浦河にやってきて2日目のこと。体験移住者のために、町役場の方が町内を案内してくれた時でした。釣りや山菜採りを愛する大久保さんは、移住者が町を楽しむことをお手伝いする、移住アドバイザーのひとり。一緒に町を案内してもらったご夫婦が、浦河で秋鮭釣りをしたいということもあって、お店に立寄りました。大久保さんのTシャツに短髪という風貌はまさにラーメン屋さんの店主なのですが、名刺交換した印象はビジネスマン。意外な感じがしました。その時、歓迎の手みやげに渡してくださったのが「ひぐまの黒餃子(日高昆布餃子)」と「行者にんにく餃子」。引越したばかりで、まだ冷蔵庫も空っぽな私たちへの心遣いのようにも思えて嬉しかったのを覚えています。その晩、早速頂いた餃子は、それぞれ日高昆布の旨味、行者にんにくの旨味がしっかりと感じられました。それぞれうたわれている素材がたっぷりと使われ、丁寧につくられた餃子であることが、伝わってきました。


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2013/02/01

海の恵みを頂く仕事ー三協水産

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 11月のある朝。午前4時40分、浦河港はまだ真っ暗。浦河の網元である三協水産の鮭定置網船、漁吉丸の白い船体が、闇の中にぼんやりと浮かび上がっています。

 ワゴン車が停まり、10人ほどの漁師さんたちが降りてきて、私たちに挨拶をしながら船に乗り込んでいきます。年の頃は様々。若者も何人かいます。




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家族でつくる味ー池田家の飯寿司づくり

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 11月に入ると、浦河では、あちこちの家で飯寿司*づくりがはじまります。鮮魚店を営む池田家では、毎年、何度かに分けて行うといいます。理由は、長い時間、お店を空けないようにするため。飯寿司づくりを見せて欲しいと池田家に伺うと、お店とつながった自宅の居間で、奥さんのあつ子さんが、今年2回目の漬け込みをしていました。

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自分の持てるものでつくる店—カフェアッシュ

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 「今日は○○にしようかな」「あらごめん!今日は○○仕込んでないんだー」
「トースト少し焦がしちゃった。焼き直すからもうちょっと待って!」「焦げててもいいから、それちょうだい」

「カフェアッシュ」では、たびたびこんな会話が聞こえてきます。初めて聞いた時には驚きましたが、お客さんたちは特に腹を立てるというわけでもなく、むしろ、店主の馬道さんがてんてこ舞いの時には、思わず台所に入って手伝ってしまうような雰囲気がこの店にはあります。

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